2014年8月8日債務共和国の終焉:わたしたちはいつから奴隷になったのか後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) そもそもレントは、私的所有権が財を人為的に希少にすることにより発生する。土地所有 がレント請求権を持つのは、土地が共有財産でなくなったからでしかない。では、資本所 2 有の場合は?貨幣はいかなる意味で希少であって、なぜレント...
2013年8月16日信用資本主義の収奪構造—安部黒田政策の帰結斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 「帝国」と呼ばれる統治形態が世界に覆い被さっている、と言われている。グローバル資本主義と いう蓄積形態が世界にあまねく広がっている、と言われている。アベノミックスの喧噪で株式市場に...
2013年3月22日新理論の検討—『債務共和国の終焉』斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 昨年末、『情況』誌別冊に新理論の集大成的な論文が掲載された。市田氏をはじめとした四名の新進 気鋭の思想家たちによる共同論文(『債務共和国の終焉』)である。ここで展開されている理論は、従...