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2015年11月15日
派遣労働について
椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 85 年派遣法は、人材派遣業の伸長によって「直接雇用の原則」が、脅かされているの に対して、これを規制するのではなく、「労働者派遣関係」を法認することによって、間 接雇用の拡大を促すものであった。...


2015年8月1日
非物質的労働論の提起したもの(2)価値の生産をめぐって
報告 後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 20 世紀末の数十年間に、工業労働者はその主導権を失い、代わりに主導権を握ったのは、「非物質 的労働」だった。非物質的労働とは、知識や情報、コミュニケーション、関係性、情緒的反応とい...


2015年8月1日
ネグリ/ハート『コモン/ウェルス』読解 ー〈共〉は存在するか?
斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 主権、法、資本の関係として政治を考える。 《個の概念は存在することではなく所有することによって定義される。》私的所有の不可侵。 〇生産(手段)の集合性と私的所有の個別性。上部構造と下部構造。法律・制度と経済構造・様...


2015年6月28日
太田昌国『極私的60年代追憶 精神のリレーのために』をいかに読み/応答するか
後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 研究会では、本レジュメの後に添付している太田の著作からの抜粋を紹介した後、本レジュメの 報告を行い、討議に入った。 1990 年代末まで、私自身が上記<マルクス=レーニン主義の基本路線>の信奉者であった。が、 00...


2014年12月27日
知識労働者と戦後労働運動
椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 全文はこちら


2014年11月1日
非物質的労働運動論の提起したもの(1)
後藤 元/榎原 均/新開純也 経済的パラダイムの変遷は量の変化に還元できない。量的な指標は、あるパラダイム から別のパラダイムへの進展における質的な変容をも、またそれぞれのパラダイムの 文脈における経済的な諸部門間の階層化をも、捉えることができない。...


2014年8月9日
債務共和国の終焉:わたしたちはいつから奴隷になったのか
後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) そもそもレントは、私的所有権が財を人為的に希少にすることにより発生する。土地所有 がレント請求権を持つのは、土地が共有財産でなくなったからでしかない。では、資本所 2 有の場合は?貨幣はいかなる意味で希少であって、なぜレント...


2013年8月17日
信用資本主義の収奪構造—安部黒田政策の帰結
斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 「帝国」と呼ばれる統治形態が世界に覆い被さっている、と言われている。グローバル資本主義と いう蓄積形態が世界にあまねく広がっている、と言われている。アベノミックスの喧噪で株式市場に...


2013年3月23日
新理論の検討—『債務共和国の終焉』
斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 昨年末、『情況』誌別冊に新理論の集大成的な論文が掲載された。市田氏をはじめとした四名の新進 気鋭の思想家たちによる共同論文(『債務共和国の終焉』)である。ここで展開されている理論は、従...
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