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ドイツ9月総選挙が示したもの ~ 日本の民衆運動の課題は何か ~
木戸衛一(大阪大学大学院教授、ドイツ現代政治、平和学) 全文はこちら
2021年10月9日


グローバル関係学の視座から都市の反乱をとらえ返す
いま世界で次々と湧き起こっている反乱は、その当事者たちが生活している場 所で、それぞれが感じている不条理、不平等、不正義が、さまざまな回路を通 して共鳴し、連動し、結びつきを強めているようにみえる。 グレーバーは「ブルシット・ジョブの増殖」(=経営封建制)を「今のこのシス...
2021年8月21日


テレストリアルからのグレート・リセット
榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) テレストリアルからのグレート・リセットというタイトルは、私が今年の 1 月になって発案したもので、今日の社会運動にとっての大きな旗印にしようというもくろみです。テレストリアルとは、ラトウールの造語で、『地球に降り立つ』(新評...
2021年7月24日


反知性主義とサブカルチャー
斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 問題意識 ▷都市下層労働者階級とは誰か?→SNS 上に現れた社会現象(大衆情報化社会) ▷トランプ現象をどう見るか?→アメリカの反知性主義と日本のネトウヨ/ヘイトスピーチ...
2021年6月12日


世界第2の強国、中国はどこに向かうのか
加々美光行(愛知大学名誉教授/アジア経済研究所名誉研究員) 21 世紀半ばに向けて、中国はどこへ往くか?政治は世界史的水準から言えば、後れていて世界でほとんど唯一の共産党一党独裁、しかし経済は今やあと 10 年以内で米国に追いつく大国に。この政治と経済の捻れは天安門事件以来...
2021年2月27日


ミュニシパリズム ー 力の水平主義と垂直主義の接合点としての民主主義
後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ミュニシパリズムの動きは、ヨーロッパに留まらない。2019 年にバルセロナのミュニシパリスト・プラットフォーム「バルサロナ・アン・クム―」が中心となって編集・出版された「フィアレス・シティー...
2021年1月30日


政治哲学としてのベーシックインカム
椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ベーシックインカムを実施すれば、「多くの人は働くことやめてしまい、社会が成り立たなくなるのではないか」という批判が根強くある。「働かざる者、食うべからず」という社会通念がベーシックインカムに強い拒否反応を生み出していると言っ...
2020年11月28日


ポストコロナのパースペクティヴ(眺望)
新開純也/斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ①コロナ現象とは?:ウィルスが経済の関数となる。カタストロフの予感とその陳腐な実現。②福祉国家=生政治と国家の関係:国内統治権力と国民経済のグローバル現象。⇨グローバリズムと国家と民主主義というトリレンマ(ロドリッ...
2020年9月20日


れいわ現象~左派ポピュリズムの登場
伊藤公雄(京都大学名誉教授) 中村勝己(大学非常勤講師) まず、はじめにポピュリズムの定義について。政治学の分野でポピュリズムについて定義すると、次のような説明になります。通常ポピュリズの元祖としてあげられるのが一九世紀末のアメリカで農民層を基盤にして展開された社会改革運動...
2020年2月8日
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