出版案内  

最新刊 左翼は再生できるか

A5版 126ページ

頒価 500円

発行 ルネサンス研究所

​2018年9月1日発行

ルネサンス研究所公開シンポジウム

ヨーロッパと日本の階級闘争の現状と展望

目次

はじめに                

 

司会あいさつ              新開 純也

 

陣地戦・分子革命・左翼ポピュリズム?  中村 勝己

世界を変える陣地戦は可能か       菅 孝行

「左翼の再生」について考える      椿 邦彦

 

質疑応答

​資料 アンケートへの回答

 2011年、世界各地で沸き起こった民衆の反乱は〝新たな革命〟の登場を告げ知らせるもの
であった。アラブの春、スペイン・マドリードのプエルタ・デル・ソル占拠闘争、ニューヨーク・
ウォールストリート占拠闘争などが切り拓いてみせた新たな地平は、それまでの左翼の既成概念
を覆してしまうものであった。
 日本においても2011年3月11日の福島第一原発事故をきっかけとして、新たな民衆の
運動が沸き起こった。「3・11」で人びとが目にしたものは何であったのか。それは、原発事故
にいたる経緯とその後の日本政府と東京電力をはじめとする電力資本の「人の命よりも経済効率
を優先する」というあまりにも非人間的な姿であった。この姿に多くの人びとが抱いた道義的な
憤りが爆発的な再稼働反対運動へと拡がっていった。「3・11」で人びとが抱いた憤りは、資本
主義にたいする根底的な批判の芽生えであった。

 しかしその運動は現在、リベラリズムの旗の下にその大勢が集約されている。それは2015
年の戦争法反対運動以降、運動の重心が「市民と野党の共闘」へと移っていく中では必然であっ
たと言えるだろう。そして、2017年10月総選挙における立憲民主党の「予想外の躍進」に
よってその傾向は確定的なものとなった。資本主義に対する根底的批判を内包しながら登場した
運動が、資本主義のイデオロギー的支柱である立憲主義とリベラリズムに集約されるという逆説
的な事態が私たちの目の前で進行している。かつて左翼が掲げてきた「資本主義にかわる新たな
世界を作り出す」という理想、すなわち社会主義や共産主義が提示した未来像は、いまやほとん
どの人びとにとってその政治的な選択肢の中に入っていない。 
 私たちルネサンス研究所は今述べた冷厳な事実から目をそらすことなく、現実と真正面から格
闘するすべての人びとに対して、大胆に「左翼の再生」についての議論を呼びかけたい。

(「はじめに」より)

『追想あらず』出版記念・討論会(仮)

日程は未定です

【延期】

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 ルネサンス研究所・関西

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