2017年7月28日現状の体制の革命か、変革か、抵抗か、改革か榎原均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) かなり準備期間があったので、最初は 2011 年にもたれたルネサンス研究所の二つの研究 会の継続を考えて、研究会の記録を中心として「事前配布資料」を作成した。これ自体重 要な論点が議論されてはいるが、しかし、これらの研究会の継...
2017年4月22日ジェイン・ジェイコブズ 都市の生態学椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 都市は修正自在型の経済であって、そこでは、経済的創造に対するわれわれの修正自在な能 力によって「新しい小さなこと」を確立することができるだけでなく、それらを日常生活のな かに取り入れることができるのである。あいにく、国と都市...
2017年3月18日2011年以降の占拠闘争の示すものー民主主義の側面からー後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 社会主義的な党による運動の統一は存在していない。そのような党を否定したとき、 共産主義者(のグループ)の果たすべき役割は何か。その関係性、組織の形態はいか にあることが可能か。 ...
2017年2月24日グレーバーの提起を受けて榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 2017 年調査研究プロジェクト 2016 年調査研究プロジェクトで私自身の課題として、(1)人間論、(2)信用論、とい う二つのテーマに限定しました。しかし人間論はルカーチ批判を予定しておりながら手を...
2017年1月28日負債経済のために榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 情況寄稿論文『トランプ登場の背景を論ず』で述べたように、現在のグローバル資本市 場(中心的にはニューヨークの株式市場と公社債市場)においては、借りた貨幣を資本と して機能させる近代的利子生み資本よりも、それ以前から存在してい...
2016年8月27日3・11以降の民衆運動の評価 ー反原発と反安保法制をめぐる自然発生性について報告 後藤 元(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 3・11 以降左派やリベラルが市民を、国民を取り戻そうとしている。「それは大雑把に言えばナシ ョナリズムということになろうが、ナショナリズムもまた「普通」の、そのへんの名もなき人々が...
2016年7月22日中津弁当屋共同体の紛争について報告 境 毅(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 今回は中津での紛争が内ゲバ様相を呈していることに憂慮し、情報を拡散するとともに、 紛争の根源にある諸問題の解決のために、シンクタンク機能の強化を図りたいと考え、連 絡いたします。...
2016年5月28日グローバル資本市場論榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 本日の報告内容は、実は 80 年代半ばに「信用商品」論を提起し、信用における情報の暗 号化をどう読み解くかで苦労し、解けなかったまままであった論点が、今年の 3 月にその 糸口に気付いて以降の考察である。80...