2019年6月29日ヘゲモニー闘争への帰還 ラクラウからランシエールへ斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ラクラウのヘゲモニー論の要である概念として本書でしばしば用いられるのが、敵対と節合である。敵対とは、社会(ラクラウに言わせれば、社会というものはないのだが)に生まれる様々な紛争や対立のことであり、これは人類が生存する限り生ま...
2019年2月16日アソシエーション 私的所有・国家・革命奥村岳志(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) アソシエーションは、アソシエイトした諸個人が、自ら生産を管理し、生産手段を所有し、協同労働に従事する社会的生産のシステム。 同時に、多種多様な協同組織・地域組織・自治組織などが、重層的に分節しつつ縦横に連...