2019年6月29日ヘゲモニー闘争への帰還 ラクラウからランシエールへ斎藤隆雄(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ラクラウのヘゲモニー論の要である概念として本書でしばしば用いられるのが、敵対と節合である。敵対とは、社会(ラクラウに言わせれば、社会というものはないのだが)に生まれる様々な紛争や対立のことであり、これは人類が生存する限り生ま...
2018年4月1日マルクス革命論の研究 第Ⅰ部 1848年革命と階級闘争論奥村岳志(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) ・〈二大階級への分裂→階級対立の激化→階級決戦から革命へ〉という『宣言』の革命論は 妥当なのか?マルクスの理論なのか? ・1848 年革命期の中で『宣言』の革命論はどうだったのか?...